青い色:オーダー不可の理由

posted in: レシピ研究, 犬肌石鹸 | 0

はじめに

使用している方や他社製品を糾弾する目的で書いていません。個人の考えとして参考までにお読み頂けると幸いです。


 

時折青い色のカップケーキソープ等をオーダーしたいとのお問い合わせがあります。
私もベビーブルー等淡い色が好きなので、実現したいのですが現在は受注不可です。大変申し訳ありません。

色々調べましたので、現在の受注不可である理由を書きたいと思います。

 

ジャーマンカモミール製油

Azul(青色)から名前が由来する成分のアズレンが含まれており、現在一番安全な青色ではないかなと考えています。
問題はコスト・・・お高い。成分表が付いている製油は高価ですね。
製油はどうしても色々と濃縮されますので、農薬や成分をチェックした高品質な物が望ましいです。
現在製油を入れた石鹸を作っていないのもブルー色が出せない理由のひとつです。精油についてはこちらのページへ。

 

マイカ(雲母)

ニッケル、コバルト、酸化鉄、酸化チタン、ジメチコン、酸化スズ、石油由来の合成着色料等の成分が含まれる事があります。
金属アレルギーやフレーク状の粒子の粗さから皮膚への刺激を考慮し、現在は使用していません。
児童労働フリーなマイカを探す事が困難で有り、採掘方法違法性・危険性・採掘者の健康被害等様々な深刻な課題があります。

合成マイカ(合成フルオロフロゴパイト)は従来のマイカと比べ角の鋭利さが落ちるので、大き目の粒子で使用する事が出来るようです。

 

ブルークレイ

数種類を取り寄せましたが、香りや粒子から本物とは判断が出来ず使用を断念しました。
Cambrian Blue Clay(本物)を入手出来る時まで青色は保留かなと考えています。

 

藍(藍染め用)

私自身の知識不足により保留。

*2018/12/18追記

藍の葉がアルカリに傾いた時の臭いがあまり良くないので、少量使用に留めます。

 

ラピスラズリ粉末

雑貨店でよく売られている粉末は価格や色から本物はないと勝手に思っています。
画材屋さんでラピスの粉末を見た事があります。小さな小瓶で一万円以上の値が付いており、色も違いました。
(良く見かける粉末はどちらかというとコバルトや人工ウルトラマリンの色に近いと感じています)

偽物である場合、どの合成染料又は石なのか、成分が不明なので安全性の確認が取れません。
使用状況・苛性ソーダ/カリとの化学反応で毒性になる可能性があり、肌や粘膜への刺激が考えられます。

石鹸等に使う少量であれば心配はないというのが一般的な見解です。

 

西洋絵画の画材と技法さんに詳しい説明があります。
是非読んでみてくださいね。

 

少量であれば影響はないようです

ただ、小さな犬の体(アレルギー体質なわんちゃん)を考えると使いたくないんです。
成分が分からない以上、「不確かな物は使用しない」エアロステーションのルールに沿い、使用しない方が良いと判断しました。

食品クラスの合成着色料にでさえ、発がん性がある成分が使用される事があるので、雑貨クラスになると何がされているかとても心配です。

 

クリスマス用の淡いブルーの雪だるま石鹸等、とても魅力的なオーダーの数々、私の研究不足により受注出来ず大変申し訳ありませんでした。

使用可能である青色をこれからも探し続けてます!来年は雪だるま石鹸が作れると良いな・・・。頑張ります。

 

今後も犬に安全な原材料探しに取り組んでいきますので、エアロステーションを宜しくお願い致します。

 

 

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こんにちは、エアロステーション店主の大崎すみかです。 切っ掛けはデリケートな愛犬の為のハンドメイド。 優しい自然素材のドッグソープと舐めても安心な肉球クリームを製作販売しています。

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